ポジティブ意見の呪縛

「考えてばかりじゃだめだよ!とにかく行動だよ!」
「思ったことを、あんまり深く考えず発信すれば良いんだよ!」

私はこの言葉の呪縛から抜け出しました。

起業をしようとか、副業や投資をしようとか。
色々とやりたいことは人それぞれあると思います。

しかし「そんなのやめときなよ!上手くいかないよ!」
このように止められることは多い世の中であることはよくわかります。

一方で冒頭でも書いたように”とにかく行動”と背中を押してくる人もいます。

正確には”背中を押している風”です。

私は会社員時代の副業も、退職しての起業も、結婚も、海外移住も、大きな決断をした際には親友達やその他の方々から止められました。

それでも聞く耳持たず突き進んできた人生です。

否定的な意見は聞き流せばいいやとこれまでやってきましたが、その後には「とにかく行動」というポジティブ意見の壁が訪れます。

これからオンラインを活用してビジネスを始めていきたいと思っている方、またはもう既に始めている方は、SNSやブログ、動画サイトで情報発信をして集客をしようと考えていると思います。

しかし、いざやろうと思うと何を発信していけば良いのかわからない。

そう悩んでいる時にあのポジティブ意見がやってくるのです。

「考えてばかりじゃだめだよ!とにかく行動だよ!」
「思ったことを、あんまり深く考えず発信すれば良いんだよ!」

この言葉を鵜呑みにして行動してきましたが、結果は全然だめでした。

確かに”0”という結果ではありませんでしたが、1つ目の成果が出るまでには相当な時間が掛かりましたし、途中でコンセプトや方向性にブレが生じたり、自信を持てなくなった時期もありました。

深く悩んでしまいがちな人からすると、気にせず情報発信をすればいいという言葉は助けになるのかもしれません。
だからといって、本当に気にしなければ結果が出るのが遅くなるのは当然です。

一見ポジティブに聞こえる意見も、無責任なアドバイスになってあなたを苦しませる可能性があります。

 

考えて計画することも立派な行動

「とにかく情報発信」のような無責任なアドバイスは無視して、まずは自分が進む方向やゴールを計画しましょう。

最初に自分の売るものに対してしっかりと考えた上で、どんな情報があればいいのかを洗い出し、ブレないコンセプトや方向性という基盤を作った場合にのみ、気にせず情報発信というのが出来るようになります。

・料理の完成写真を見たからといって、レシピを確認せずに作るなんてことはありません。
・マラソンのゴール場所を決めただけで、コースを決めないという大会もありません。
・住宅の設計図が完成したからといって、工事の計画なしに建て始める会社はありません。

どれも過程の計画があるからこそ、気にせず進むことが出来るわけです。

私は住宅の施工管理を行っていたのでわかるのですが、設計士、施主、施工管理士が一番頭を使って考え、計画を立てるのは一番最初です。

住宅の設計、施工計画、費用計算など、何度もお客さんと打ち合わせを行いながら計画を立てていきます。
実際に工事が始まってしまえば、多少の計画変更や、工事の日程変更に対する帳尻合わせはさほど大変ではありません。

もちろんトラブルも発生しますが、予め起こりうるトラブルを予測しておくことで被害を最小限に抑えることも可能です。

私の家庭では夫婦共働きで家事分担をしています。
元々料理が得意だった私は日々の食事を作っているのですが料理も同じです。

まず何を作ろうか考え、使う食材やどんな味付けにするのかどんな手順で作っていくのか、大体の調理時間を考えたら調理開始です。

途中で味見をして物足りなさを感じたら調節するという作業も大変ではありません。

規模の違う住宅にしても料理にしても、計画を行うことの重要性は変わりません。

世の中にはこれが自然と出来てしまう人がいますが、その理由は知識や情報量の差にあります。

料理一つとっても、私は作る献立を頭の中で分量、食材、手順、時間の全てを頭の中で考えることが出来ますが、初心者の方がそれを行うのは無理ですよね。

住宅も同じで、お客さんは設計や施工計画を行うことが出来ません。
行おうとすると膨大な時間が掛かってしまいます。

ビジネスに関しても全く同じで、慣れないうちはどうしても”最初に計画を練る”という事に時間を費やさなければいけません。

ビジネスは決してギャンブルではありませんので、無計画というのは失敗に導く計画となってしまうわけです。

「考えてばかりいないで思い切ってやってみろ!行動が大事!」って言葉をかけられたこともありますが、勘違いしてはいけないのが計画を練ることも行動の一つです。

やるかやらないかで迷っているのであれば、尚更計画が必要です。

計画を立てることでそれが成功する可能性があるかどうかがわかります。
成功する可能性が高ければ”やる”という選択を出来ますし、もし失敗する可能性が高いのであれば”やらない”という選択になりますよね。

 

成功する!という確信を持てたなら悩むな!

「考えてばかりいないで思い切ってやってみろ!」というのはウジウジ悩むなということです。

ソフトバンク創業者の孫正義さんも事業を始める前には1ヶ月程の時間を使って、始めようとしている事業が成功するかどうかの計画を立てていたそうです。
その中には計画して成功しないと思ったからこそ没にした事業もあるとおっしゃっていました。

当然ですが、事業の規模や個々の知識量などによって計画を建てる時間や難易度には個人差が生じます。
先程の料理の例と同じで、直ぐに出来る人もいれば時間が掛かってしまう人もいます。

少なくともこれを読んでいただいているということは、時間が掛かってしまう人や実践後にブレてしまっている人が多いかと思います。

このサイトがそんな方の力に少しでもなればと思います。

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